僕がエンジニアを選んだ理由

■自己紹介

皆様初めまして。r.portfolioの中の人「 r 」でございます。

いきなりではございますが自己紹介をさせて頂きます。

私は関西で新卒としてサーバーホスティング会社に入社し今年で4年目になるサーバーエンジニアでございます!!

出身は日本の最果てである沖縄県です。沖縄出身ではございますが何故か泳ぐ事はできません....

そんな事はさておき、私は地元沖縄のデザイン系専門学校を卒業しております。

あれっ?と思った方、そうなんです!

実はデザイナーを目指しておりましたが、エンジニアに方向転換を行った人間でございます。

そこで今回はなぜ、「デザイナー」から「エンジニア」に方向転換を行ったのかについて語らせて頂きます!!

■感じた恐怖

結論からお伝えしますと「デザイン技術の一般化により将来性に不安を感じた」からです。

近年では副業として「Web制作」や「DTP」を行う主婦やフリーランスのデザイナーが急増しております。

「今は、デザインは副業としてできる時代になっています!」と言われるほど、デザイン技術の習得や経験が誰でも手軽に得られるようになったと言われております。

背景として「canva」「fotor」のようなオンラインで使えるグラフィックデザインツール等の普及や、高クオリティな無料素材サイトの普及等が理由の一部ではないかと考えております。

上記ツールの普及により今では誰でも簡単にレベルの高いデザインを作成することができるようになっております。

デザイナーにとってパソコンでの制作が主流だった時代は形を変え、今ではスマホやタブレットでお手ごろに制作できる時代へと変わりつつあります。

一見すると、とても素晴らしい事のように思えますが、デザイナーを目指す身としては、決して良い事とは言い難いのが当時の心境でした。

デザイン技術が一般化した事でクライアントや雇用主は、安価なデザインツールや無料素材を使って自分でデザインをする事が可能になりました。

また、デザインを副業として行う人が増えたため、将来的には今よりも価格競争が激化しさらに単価が安くなるのではないかと思っています。

上記の理由から職種の将来性に対して不安を感じ別業界へ舵をきる事に決めました。

■エンジニアに背中を押され

別業界へ舵をきる事に決めた私は将来性の高い職業を探し回っていました。

人生の転機は突然訪れると言います。

ある日、Webホスティング会社の採用説明会があるとお聞きし参加する事にしました。

私はそこで初めて「サーバーエンジニア」という職業を知りました。

当時の私は「HTML」や「CSS」、JavaScriptのライブラ入りである「jquery」ぐらいしか触った事がありませんでした。

その為、エンジニアという職業は雲の上の存在であり、最初から諦め選択肢から外してしまっていました。

そこで説明会に参加されていたWebホスティング会社の社員の方から、未経験でもエンジニアになれるチャンスがあるという助言を頂きました。

また助言を下さった社員さんも元々はデザイナーでエンジニアに転職した経歴があると話してくれました。

様々な不安はありましたが、ここで挑戦しなかったら後悔すると感じ私は「サーバーエンジニア」を目指す事に決めました。

■ゼロからエンジニアへ

就職活動を通して私は、運良くは新卒としてサーバーホスティング会社に入社する事ができました。

入社後、会社より研修用のNEC物理サーバーを1台頂き、人生で初めてのサーバー構築を行いました。

人生で初めて構築したサーバーOSは「RedHat7系」のLinuxサーバーでした。

カリキュラム内容の詳細は個人ブログでは公開できませんが、主に下記の項目がございました。

上記の中で最も苦戦したのはDNSでした。何故か設定したBINDが起動しない....という事が数日続きました。

BINDが起動しなかった原因は、SELinuxの設定という初歩的なミスでした。

サーバー構築は初めてのCLIと言う事もあり、かなり苦戦しましたが、なんとかカリキュラムを完了する事ができました。

入社から四年目たった今では月に数台、専用サーバーを構築する日々となっております。

■デザインを学んだ事は無駄だったのか

エンジニアに路線変更した私ですが学生時代に学んだデザイン知識は無駄だったのでしょうか。

結論として最善の近道ではなかったものの、無駄ではなかったと考えております。

学生時代、デザインの本質は「問題解決」であると教えて頂きました。

「問題解決」と言う本質はデザイナーだけに留まらず、社会全体に通ずる考え方であると感じております。

私が学んだデザイン技術は「問題解決」を本質として、目的、優先順位等を定めデザインを通してブランディングするといった事になります。

上記の考え方やプロセスはデザイナー以外の職業でも使用できる考え方だと思っています。

また技術の活用事例としては社内用、社外用の資料作成や提携作業やサーバー構築の手順書作成、サーバー構成の仕様書作成等にデザイン力を活かす事ができています!!

■まとめ

いかがでしょうか。ここまで長文お付き合い頂きありがとうございました。

少しでもこれからエンジニアを目指す方々の参考になれば嬉しいです!!

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